サンティアゴでは、裕福な人々は山に住み、貧しい人々は谷間に住んでいる。一方で、バレンシアでは、裕福な人々が麓に住み、経済的に恵まれない人々が丘に住んでいる。
比較すると、私は依然としてバレンシアという色彩豊かな活気ある街に惹かれている。ここでは山と海が出会い、市全体が南米のマジカルリアリズムの落書きで彩られている。美しい景色を撮影するためにスマホを取り出すと、地元の女性が手話で「目とスマホ」と警告してくれた。このように、絵のように美しい風景は旧市街にあり、実際にはスラム地帯に位置しているため注意が必要だった。
バレンシアは重要な港湾都市でもあり、地元のターミナルで南極氷破氷船と写真を撮ることもできた。この体験を通じて、アルゼンチンに行かなかったことを後悔した。アルゼンチンでは、南極行きのチケットが驚くほど手頃な価格で購入でき、さらには直前の割引があるかもしれないからだ。
