コルドバの歴史地区は、1984年と1994年に世界遺産リストに登録され、スペインの豊かな文化の宝としてその地位を確固たるものにしました。アンダルシア地方は歴史的な意義に満ち溢れており、7つのユネスコ世界遺産がありますが、そのうちの2つがコルドバ近郊にあります：コルドバの歴史地区とメダイナ・アザハラのカリフ都市の考古学サイト。
残念ながら、スケジュールの都合や開館時間の制限により、後者の探訪の機会を逃してしまいました。
8世紀にモロッコ人がスペインを支配し始めたとき、コルドバは黄金時代を迎え、数多くのモスクや宮殿が建設されました。その頂点期には、コルドバの人口は数十万にも達し、パリやロンドンなど他のヨーロッパの都市（それぞれ数万人規模）を圧倒しました。コンスタンティノープル以外では、コルドバと並ぶ規模と壮大さを持つ都市はありませんでした。
最も感動的な建造物の一つは、かつてモスクとして機能し、現在は大聖堂として使用されている建物で、多くの元のイスラム様式の特徴を保っています。内部は建築美の驚異であり、大理石の柱が広大なホールを支えています。これは椰子の幹を思わせるデザインです。ミフラブ（メッカを指すための凹み）は、この建物がかつてモスクであったことを証明しています。
*** アドバイス： コルドバは歴史の宝庫であり、大聖堂、キリスト教君主のアルカサル、そして古代のシナゴーグなど、多くの観光スポットがあります。訪問者にとって重要なのは開館時間に注意することです。一部の場所は日曜日に閉鎖されており、他の場所は月曜日が休館日です。事前の計画を行うことで、これらの素晴らしい見どころを逃すことがありません。
さらに、大聖堂への入場は午前9時まで無料ですが、この時間帯での照明は写真撮影には適さず、一部のエリアがアクセスできない場合もあります。最も良い体験をするためには、自然光が美しい詳細を引き立てる午後の訪問を計画してください。
