チリの活気ある首都サンティアゴから車で1~2時間の場所に、ヴィーナ・デル・マール(海辺のぶどう畑という意味)は美しい近代的な都市で、優れたセキュリティと見事なビーチが魅力です。近くにある砂丘、コンカのドゥナスは特に平日にはほとんど人がいないため、ピクニックに最適なスポットです。初めて訪れた際には、砂だけが広がる無機質な風景でしたが、数年後に再訪した時には小さな明るい黄色い花で飾られていたのです。

ヴィーナ・デル・マールに隣接するバレンシアは、色彩豊かな山の上に位置し、活気あるストリートアートや魅力的な手工芸品店が点在するフォトグラファーにとっての楽園です。パブロ・ネルーダの旧居を訪れる機会を逃さないようにしてください。歴史と創造性に満ちた場所です。時間が許せば、さらに南へ進み、イсла・ネグラまで足を延ばしてみてください。そこでは、詩人ネルーダの最大の旧居を訪れることができます。それは美しい岬に建つ素朴な石造りの家です。

ここはネルーダとその妻の最後の眠りの地でもあります。

イсла・ネグラの旧居では、ついに私の好きな詩の一節、「Quiero hacer contigo lo que la primavera hace con los cerezos.」(あなたに春が桜に施すようにしてあげたい)が描かれたマグカップを購入してしまいました。非常に大胆で情熱的で、まさにラテンアメリカらしいものです [笑]




