ニュージーランドの壮大な美しさを発見しよう 🏔️

「なぜ登りたいのか？」という問いに、伝説的なイギリスの登山家ジョージ・マロリーが答えた「そこに存在しているからだ！」という有名な言葉は、私の自身の雪山への情熱と憧れを完璧に表現しています。

南太平洋の果て、ニュージーランドには心と想像力を掴む山がある。それがマウントクックだ。

この壮麗な峰の正式名称はアオラキ/マウントクックである。アオラキとはマオリ族の名前で、「雲を突き抜ける」という意味を持つ一方、マウントクックは南半球でニュージーランドとオーストラリアの東海岸を最初に図ったイギリスの探検家ジェームズ・クック船長にちなんで名付けられた。

高さ3,764メートルのマウントクックは、1953年に設立されたアオラキ/マウントクック国立公園内に位置し、ニュージーランド最高峰として南島の南アルプスを支配している。その頂上は常に氷と雪に覆われている。

この険しい山脈には、15の峰が3,000メートル以上、さらに140の峰が2,000メートルを超え、そのうちの三分之一が永久に雪に覆われている。これらの巨大な山々の中には数多くの氷河が隠れている。約1億5千万年前、この地は海の底にあった。数百万年間にわたる繰り返しの造山運動によって、現在の美しい連続する山脈の景観が形成された。

ニュージーランドの南島を訪れるということは、マウントクックと南アルプスの壮大さに浸ることだ。

この驚異を完全に体験するために、私は国立公園内の雪の山々の麓にあるザ・エルミテージホテルで4泊3日の滞在を予約した。天候の変わりやすさや山々の気まぐれさを考慮して、さらに一晩延長することにした。

それは非常に賢い決定だった！

その4日間の滞在中、確かに3日間は激しい雨や濃い霧が降り、山々は雲に包まれ、たびたびのぞかせるほどの姿を見せてくれた。山が目の前にあるのに見えないのは非常に苛立ちを感じた。

しかし、夜の大雨の後、山はその神秘的なヴェールを一瞬だけ上げ、その畏怖すべき威厳を見せつけた…。

青空、白い雲、雪を被った山々、氷河、小川、エメラルドグリーンの湖、そしてさまざまな緑色の草原と森林—これが私たちがここまで来た甲斐のある壮大なマウントクックだった！

この清らかで広大な土地のように、私たちの期待を裏切ることはなかった！

そして最後の3枚の写真では、遠くから来た私たちのために咲き誇るユニークなマウントクックリリーが見える！